ゆとった脳みそこねこね

脳みそかにみそ🦀

タンジェロにわたしの中に棲まう鬼を滅してほしい

 

節分だッッッッッッッ!!

バレンタインの高級チョコより「恵方巻き」の4文字に最近ココロオドルわたし。

ただ恵方巻きさんはたくさん食べたいけど、たくさん食べられるもんでない、というところがツライ。

お肉系も、マグロ三昧系も、海鮮たっぷり系も食べたいので、この日だけ男子高校生と胃袋とっかえっこしたい。

 

さて、節分と言えば鬼だ。鬼に豆を全身全霊投げつけ、追い払う日。鬼と言えば鬼滅の刃だ。主人公の竈門炭治郎くんには是非ともわたしの中に棲まう鬼を殲滅してほしい。

 

 

 

 

わたしの中に棲まう鬼は、2017年に第一子を産んでからしょっちゅう現れるようになった。

別に元から温厚な人間ではないし、感情のジェットコースター、特に生理前は情緒不安定の極みなヤツであったので、鬼の存在は認識していた。

ただ、子供を育てている間は、鬼がひょっこりはんどころじゃないくらい出てくるようになった。

モグラ叩きのモグラ並にぽこんぽこん出てくる。

ワニワニパニックのワニ並に(以下略)

ゲームのモグラやワニなら「いてっ」と可愛いもんだが、わたしの鬼は全然可愛くない。すっごくすっごく醜いのだ。

 

鬼が出てくるたび、自分の鬼の醜さ、つまるところ、器の小ささ、余裕のなさにゲンナリする。

だけど仕方がないな、とも思う。

 

赤子を産んだらば悪露というものを股から出しながら、カッチカチの乳の痛みに耐えながら、不眠不休で生命の維持に努める。ガルガル期、産後クライシスなどとも言うが、そら鬼にもなりますわ。

 

いつ泣き出すか分からない時限爆弾を抱っこし続け、うんちの背中漏れが発生すれば予洗いと洗濯が増え、出発の時間が大幅に遅れ、赤子が動き出せば目を離せなくなり危険を回避し続け、予防接種が始まれば問診票に子の出生体重を書き続け、離乳食が始まれば汚れと戦い続け、食べなくても食べ過ぎても悩み続け、入院することがあれば固いベッドで横に付き添い続け、ジョイントマットを外すのが趣味になったら直し続け(隙間に溜まったゴミも掃除し続け)、夜泣きや睡眠退行するようになればまた寝不足に陥りネントレ・メンタルリープなどと検索し続け、靴下も履かせないの妖怪に遭遇すれば今はそう言う時代だと言い続け、完母か完ミか聞いてくる妖怪に出会えば練乳でぇす★と言い続け、家事なんて手を抜けばOK!ママの笑顔が一番!などと言われたときにはそりゃそうだけど手抜いた結果ごっちゃごちゃになった部屋見るのもストレスなんですが???家事の尻拭いは誰がするんですか???夫ですかダスキンさんですか海は死にますか山は死にますか風はどうですか空もそうですか

 

(息継ぎ)

 

2人目が産まれて上記のことをもう1人幼児を抱えながら繰り返し、前回よりはいい加減にはなりつつ上の子のトイレトレーニングなども始まったり終わったりして、体力モンスターの子供たちが夜然るべき時間に寝るために逆算して遊び続け、夕方寝ようもんなら白目を剥き続け…

そもそも不妊や不育、流産・死産などあろうもんなら血反吐を吐いたって悪態ついたって良いでしょう。

 

(息継ぎ)

 

だいたいワンオペで2人見てる日にゃもう鬼でしかないだろう鬼にならざるを得ないだろう黙れわたしは何も違わない私は何も間違えないって無惨様にもなる。

 

だけど、子供が可愛くてしょうがないことも事実。傷付けたり悲しませたりしたくないので心を燃やして鬼と戦うしかない。長男でなくとも。

 

どんなに惨めでも恥ずかしくても、生きてかなきゃならねえんだぞ………

 

※わたし自身の私怨や、ネットや現実で見聞きしたものを詰め込んだのであしからず。鬼がいない、出させない育児主体者もいます。鬼滅の刃、大好きです。刀鍛冶の里編、楽しみです。太田胃酸、ありがとう、いい薬です。

 

防人の詩

防人の詩